カートッパー向けおすすめ自動車およびアイテム

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カートッパー歴15年の筆者が独断と偏見で、おすすめボート、自動車、アイテムをご紹介。これからカートップを始める方の参考になれば幸いです。すでにカートップしている方も共感してくれると嬉しいです。

経歴

筆者はこれまで、ボートではVハルやパント、その他、カヤック、スノーボート、脚立をカートップしたことがあります。車は、2WDの軽自動車、4WDの普通車を使用しました。現在は、年に数回、船外機禁止フィールドが多い、腰痛持ちなのでWP-298Lに乗っています。

ボートの選び方

今新品でカートップ用のボートを選ぶとしたら、サウザーかWizardのパントかなと思います。あとは、中古でQuintrexの10,11,12ftのパント、もしくはジョンボートを探すことになろうかと思います。これまで扱ったことのあるボートを表にまとめました。「くらい」とか「らしい」とか書いてあるところは記憶があいまいだったり自信がないところです。

①Quintrex 12E 12ft Vハル

①については、重くてカートップがしんどいです。5馬力2ストの船外機を載せていたのですが、全然プレーニングしないので、遅いです。本田のライフに載せてました。10馬力くらいの船外機積まないとダメなんでしょうね。カートップで10馬力の船外機積むのはキツイです。

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②Quintrex karamas360 12ft パント

②は8馬力2ストの船外機を載せてました。大人2人で乗っても余裕でプレーニングします。超快適です。補足ですが、プレーニングは滑走とも言いますが、船が水面より上に出る状態です。プレーニングすると水の抵抗が少ないので早くて燃費もよいです。その代わり、船を水面より上に持ち上げるくらいの馬力が必要です。

毎週のように釣りに行くとか、釣り場が2スト船外機OKとか、3年ごとの船舶検査が苦でないとかでしたら、最強と思います。準備はそんなに大変ではないです。船の重さは思いですが、長いためか運搬時にはそんなに重さを感じません。あと、ふっとエレキを載せるためのフロントデッキは最初からついてる(アルミと一体になっている)のでフロントデッキ不要でした。残念ながら、この時使っていたガラケーのデータがさっぱりなくなてしまったので写真がありません。。。悲

③サウザー ジョン 11ft パント

③は知人に何度か乗せてもらいました。2馬力船外機+フットエレキの装備でした。2馬力船外機ですが、遅いです。④に比べて重量はありますが、十分扱えます。

④WIZARD WP-298L 10ft パント

④は現在私が載っているボートです。重量は軽いので楽にカートップできるかと期待していましたが、それなりに重いです。短いためか片方だけ持ち上げて運搬するときは、③や④とそんなに変わらない感じがします。

ちなみに②と③はアルミの厚みが1.2mmで④は1.1mmなので、その影響で重量が大きく違うのだと考えられます。1割弱も④は薄いので強度を心配していましたが、実際に扱ってみると頑丈そうで特に問題なさそうです。一日釣りしてて全く水が浸入してきません。2人で十分釣り出来ます。

⑤その他 ジョンボート

⑤は乗ったことないのですが、船底が狭いので、一般的には安定性が低いと言われています。ただ、結構釣り場で見かけますし、カートップで出る場所なのでそんな荒れないと思うので、特に問題ないのかなと思います。

自動車の選び方 ルーフ形状版

カートップするためには、自動車の天井にバーを取り付ける必要があります。そこで、いろんなルーフ形状に対する著者の注意点などをまとめています。まとめとしては、①②③は、バーの取り付け位置の自由度が高く、2本以上バーを取り付けることができますし、耐荷重も高いのでおすすめです。④は自由度は低く、2本しかバーを取り付けられませんが、耐荷重は高いので良いと思います。⑤はあまりおすすめしてません。

取付形状   / 代表車
①ルーフレール /フォレスター、マツダ6
②フラッシュレール / CX-8、Cクラス
③レインガーター / ジムニー
④取付ポイント / インプレッサ
⑤何もなし / プリウス

①ルーフレール

特に言うことないです。強いて言えば、下の断面図のように、自動車自体の高さに加えて、ルーフレール+ベース+バーが加わるので、積載位置は結構高くなります。あとルーフレールの端っこまで使えるわけではないので、以外に、2本のバーの間隔は狭くなります。

②フラッシュレール

ルーフレールと似たような感じです。ルーフレールより見た目がシャープで良いですね。

③レインガーター

こちらも特徴は、ルーフレールと似たようなものです。だいたい車高が高い車が多いので、ボートを乗せるときはちょっとしんどいそうですね。。。

軽バンだと、レインガーターは車の全長方向に長いので、かなり安定して固定できそうですね。長いカヤックとかには良いと思います。

④取付ポイント

車の天井にボルトで取り付けるタイプです。なので、バーの位置は変えられないです。

⑤何もなし

ドアにフックみたいなので取り付けるタイプです。左右のフックは独立しておらず、両サイドから締め上げて固定します。なので、取付ミスると左右にずれます。取付難しかったです。耐荷重も低いです。窓に傷つくかもしれません。窓枠の太さが変わると取り付けられないので、車の全長方向の取り付け位置の自由度も少ないです。

車選び注意点

車選びや読者の皆様の好みや生活環境の影響が大きいでしょうが、カートップの観点で私が気づいた点をご紹介します。

INNOのサイトをチェックしてから車を選ぼう

ルーフレールやフラッシュレールはメーカーオプション(新車購入時にしか付けられない)だったりします。あと、一見フラッシュレールがついているように見えて、ただのデザインの車があります。例えば、カローラクロスはフラッシュレールついているのかと思いましたが、よく見ると、フラッシュレールではなく、取付ポイントタイプです。

この点は、車のカタログを見るよりも、ルーフキャリアメーカー(INNOなど)のサイトで確認してから購入した方が良いと思います。

ルーフ形状

最近の車は、クーペタイプみたいなスタイリッシュな形状が多いです。そういう車は、バーの取り付け自由度が低いです。(私はステーションワゴンが好きです。CクラスとかA4とかがいいのですが、買えたとしてもボート載せられない・・・)

車高と地上最低高

当然車高は低い方が、ボートを乗せやすいです。一方地上最低高は高い方が釣り場で安心です。そうすると、クロカンとかカートップには向いてますね。

釣り場によるがやっぱり4WDが安心

普段は気づきませんが、2WDは簡単にスタックします。特に河川のスロープは整備していないし、デコボコありますし。

有用アイテム

①IN420 ボートアタッチメントPRO(7.3kg) + IN417 ボート用スライドキット(4.8kg)

超便利です。圧倒的に楽です。何なら、トレーラよりも準備早いです。ただ、マストアイテムではないので、釣行頻度や下記注意点を参考にされたし。

ボートアタッチメントPROは、太いベルト、滑り止めのゴム、ラチェットが付いています。また、ラチェットの位置(車の幅方向)の自由度があるので、ベルトの固定位置をボートの近くにすることができ、ボートを固定したとき、かなり安心感があります。(ベルト固定位置とボートに距離があると、高校物理の力の分解の話で、ベルトを締める力のロスが大きくなります)

※注意点

・積載物はトータルで、この2つのアイテムに加え、ベースキャリア(バー2本とルーフレールに取り付けるやつ)とボート本体の重さになります。ベースキャリアの重量オーバーに気を付けましょう。

・車の天井の形状によっては、追加でもう一本バーが必要になるケースがあります。

どういうことかというと、スライドキットを使うには、下左図のようにAとBの2本のバーが必要です。ただ、AとBの間隔が狭いとボートを乗せたときに安定しにくいかもしれません。なので、以前私は、下右図のようにバーCを追加していました。

そのほかの寸法関係の注意事項は、公式の取説に書いてあるので、購入前のご確認がおすすめです。

・ボートを乗せるスペースがあるか

車の後ろにボートを並べられるスペースが必要です。ざっくり車2台が直列に並ぶくらいのスペースが必要なわけです。ただ、載せる時間はちょっとで良いので、私はマンションの駐車場でささっと作業してました。



②ボートドーリー

一人で釣りに行く場合は必須アイテムです。2人だとなくてもいけます。ドーリーがないと、水辺の近くでないとボートを準備できないので、スロープが混んでいるとちょっと焦ります。

ドーリーはざっくり下記3パターンあります。

①ボート本体に加工取付。跳ね上げ式ドーリー

一番おすすめです。ボートを車に乗せるときも、水辺に出すとき(ランチング)も楽です。

デメリットとしては、ボート屋さんで加工してもらう必要があること。アルミボート本体に穴あけ加工が必要ってところかと思います。もちろん穴をあけたところはちゃんとシーリングしています。私も浸水してきたことはありません。

下の左の写真はスロープからランチングするときの状態で、右の写真は車に載せるときの状態です。

私のは中古でもともとついていたので、どこの製品かわかりませんが、楽天とかでも売っているみたいですので、自分でも取付できそうですね。


②加工不要 一方向ドーリー ボートは伏せた状態のみ

最も安価なタイプのドーリーです。ハンドエレキを付けるところに付けタイプで、ボートを伏せた状態の時しか使えません。ランチングするときは使えませんので、ランチング時に不要な方(例えば、いつも二人で行くとか、出船場所がスロープではなく階段とか、スロープが混まない)はこれでOKと思います。

③加工不要 跳ね上げ式ドーリー

こちらは、私も使ったことありませんが、ネットで見つけて気になっていました。幸い私が買ったボートは中古ですでに跳ね上げ式ドーリーが付いていたので、使用したことはありませんが、加工不要ってところは良いと思います。ただ、つけっぱなしだとハンドエレキは使えないのかな?

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