Deeper pro カヤックフィッシング インプレ

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はじめに

私の釣りのスタイルですが、箇条書きで書き出してみると以下のような状況です。それを踏まえて、参考にしていただければ幸いです。本記事では、カヤックでの使用をメインにしております。

・釣行は年に数回、1回の釣行は数時間

・釣り場は関西の海、川、湖

・陸っぱり、カヤック、アルミボートで釣りをする

・魚種は、ブラックバス、キス、シーバスなど

買う前に考えていたこと

もともと、アルミボートや、レンタルのバスボート、乗合船などで釣りをしていたのですが、カヤックフィッシングをやってみたくなり、分割式のカヤックであるポイント65 テキーラ タンデムを購入しました。そして、魚探が欲しくなったので、購入の検討を始めました。

カヤックフィッシングでよく使用されているのは、HONDEXのPSシリーズやガーミンのストライカーだと思います。ガーミンは価格はよいのですが、バッテリーを魚探本体とは別に準備しないといけないので、却下。HONDEXは、PS-611が欲しかったのですが、使用頻度が少ないのでわりに合わないと思っていました。そこで、フローターで釣りしている友人がDeeperを使っているとのことで、Deeperが候補に挙がりました。

事前に友人に聞いたところだと、

 ・バッテリーのもちは特に問題ない。

 ・性能も特に問題ない。

 ・おかっぱりでも使える

 ・GPSはあってもなくてもよい

とのことで、せっかくなので、当時の上位機種のDeeper Proを購入しました。

使用して思ったこと

■初回使用時

初めて使ったときは、下の図のようにカヤックに釣り糸で結び付けて使用しました。この方法では、正直使用感はよくありませんでした。

Deeperは魚探なので、水面に対して垂直である必要があります。もし斜めになると、正しく水深が測れません。しかし、カヤックが進み釣り糸でDeeperが引っ張られると、Deeperが傾いてしまいます。下の写真は、Deeperが引っ張られて傾いているときの状態です。

また、Deeperは無線通信するため、上半分は水面から出ていないといけません。カヤックやオールで漕いだ時の波により、Deeperが水中に入ると、通信が途絶えてしまいます。

そのため、糸で結び付ける方法では、停止した時にピンポイントで魚探をかけることしかできませんでした。移動しながら、水深をチェックするといったことができず、正直イマイチでした。

フレキシブルアーム

なるべくお金を使いたくなかったのですが、このままだと気分よく使用できないので、早速Flexible Arm Mount 2.0を購入しました。ネットで見る限り、上記のような問題を解決してくれると思いました。

結果は良かったです。カヤックが揺れたり、波があっても、ちゃんとDeeperが垂直かつ上半分が水面から出ていてくれます。オールの位置と近いので、最初漕ぎにくかったですが、慣れれば特に問題ないです。Deeperを使用しないときは、フレキシブルアームを曲げることで簡単に水面から上げておくことができるので、Deeperの省エネにもなります。(Deeperは水に浸かると、自動で電源が入ります)

カヤックへの取り付けですが、これは非常によくできているなと思いました。(ホームページには全然説明ありませんでした・・・)まず、クランプですが、これはカヤックでは使えません。カヤックにしっかりクランプできるようなところが無いからです。

では、どうやって取り付けたかというと、フレキシブルアームにボルトがついているので、それで取り付けられました。フレキシブルアームには、下の写真のように両端に5mmと6mmのボルトがあります。そして、カヤックにもいろいろ取り付けられるように、めねじが開いています。

例えば、カヤックのめねじが5mmだったら、アームの5mmの方をクルクル回して取り付けます。そして、もう片方の6mmの方に、写真下側の手に持っている部品を取り付け、それにDeeperを取り付けます。手に持っている部品は、5mmでも6mmでも付けられるようになっているのです。

これで問題解決です。たまにDeeperに波がかかるときがありますが、不快になるほどのことはありません。また、釣り専用のカヤックであれば、カヤックに振動子をつけることができるのでしょうが、私のポイント65 テキーラ タンデムは釣り専用ではないので、振動子をつけることができません。それなのに、加工不要で、コンパクトに取り付けられるのは素晴らしいです。ほかの方のやり方を調査してみると、いろいろアタッチメントなどを自作されている方もいますね。それも楽しそうではあるのですが・・・

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真夏の使用

お盆休みにカヤックで使用していた時は、スマホの方が使用できなくなりました。真夏の炎天下では、日差しが強いのでスマホの画面を明るくする必要があります。そうすると、気温も高いし、スマホの発熱もあり、スマホが熱くなりすぎて使用できなくなりました。

スマホとの相性

スマホで使用できるのは、荷物が少ないので、カヤックで使う上で、大変なメリットです。ただ、どうしてもカヤックでは水がかかってしまうし、手も濡れているので、スマホの操作性は良くないです。これは仕方ないかと思います。私は、タオルで手を拭いてから使用しています。

また、私の釣りの方法ですと、ずっと魚探をかけておくことも少ないので、特にストレスではないです。初めての場所では、しばらく漕ぎながら水深をチェックしますが、2回目からは、ポイントが近くなったら魚探をかけるくらいです。

まとめ

カヤック専門でがっつり釣りするというのであれば、ほかの魚探を検討した方がストレスが少ないかもしれません。しかし、今の私の釣りスタイルであれば、メリットの方が上回っておりベストな状態です。最後に感じているメリットをまとめて終わりにします。

・おかっぱり、カヤック、アルミボートすべてで使える。

・カヤックやアルミボートの加工が不要

・リーズナブル

・荷物が少ない。

・USBで充電できる。車でも充電できます。



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